生活の知恵

服カビの種類は白と黒!カビの取り方と次に発生させない防止対策5選

服のカビの取り方と防止対策方法

クローゼットにしまいこんでいた服を久しぶりに着ようとしたら「白いホコリのようなものがついている」「ボールペンで突っついたような黒い斑点がある」…そんな経験ありませんか?

その正体は「カビ」です。

カビは通常の汚れとは違い取りにくいことが多いです。

一言にカビと言ってもさまざまな種類あり、取り方も変わってきます。間違った取り方をするとカビが取れないだけでなく、服を傷めてしまいます。

そんな服についてしまったカビでお悩みの方必見!!服のカビの種類取り方と、もう生やさないための防止対策を紹介したいと思います。

 

服につく「白カビ」と「黒カビ」

服につくカビは大きく分けて「白カビ」と「黒カビ」の2種類です。その特徴を紹介していきたいと思います。

服の白カビ

白カビは、名前の通りに白っぽく模様のように広がっていくことが特徴です。一見するとホコリがくっついているように見えますがそれは、カビです。

白カビは根を張りにくいので比較的簡単に取れますので、悪化する前にすぐに取り除くことが大切です。

服の黒カビ

黒カビは、ボールペンで突っついたような黒い斑点になっているのが特徴です。主に襟元や袖にできやすいです。

黒カビは服の繊維奥深くまで根を張っていますので取るのが難しいです。そのため、頑固な黒カビはクリーニング屋さんでも、断られてしまうこともあります。

 

服にカビが生える原因と生えやすい衣服

服のカビの原因

服のカビ

カビが発生するには「温度」「湿度」「栄養」の3つの条件が必要です。

条件が揃えばカビは季節問わず、どこでも発生しまうので注意が必要になります。その3つの条件を紹介します。

条件① 「温度」

一般的にカビが生えやすい温度は20~30℃です。人間が過ごしやすい温度だとカビも発生しやすい温度だと考えると良いでしょう。

条件② 「湿度」

カビは湿度70%以上で発生しやすいです。カビといえば梅雨やお風呂場のイメージがありますが、実は多くのクローゼットの中は年中、湿度が70%以上あると言われています。さらに、クローゼットの扉を閉めきっている場合や、雨の日などは90%以上になることも多いそうです。

条件③ 「栄養」

カビが発生するには栄養が必要です。カビは何にでもとりついて、その物質を分解し栄養源にしてしまいます。特に服に付いた汗や汚れはカビにとって大好物です。服は常に清潔にすることが大切です。
また、服の素材によってもカビが好むものもありますので注意が必要です。

カビの生えやすい衣服

カビが栄養源として好む衣服もあります。今回紹介する2種類の衣服には特に注意が必要です。

動物繊維を含む衣類

革製品、ウール、シルクなどは、タンパク質で構成されています。そのタンパク質がカビの栄養源として好む傾向にあるので注意が必要です。

新品やクリーニング後のYシャツ

Yシャツなどに使われる洗濯のりは糖分を含んでいる事が多いです。その糖分がカビの栄養源として好む傾向にあるので注意が必要です。

 

服のカビの取り方

取り方① ブラッシングと消毒エタノールを使った取り方

白カビを取るのに有効な方法です。1番衣類を傷めずに行えますので、まずはこの方法から試してみると良いと思います。

用意するもの

・タオル
・布
・洋服ブラシ
・消毒用エタノール

取り方の手順

1:ブラッシングをする
白カビが生えた部分を洋服ブラシで優しくブラッシングしていきます。
※ブラッシング前に天日干しをしておくと効果が上がります。

2:消毒用エタノールで拭き取る
タオルに消毒用エタノールを含ませます。
裏側から布をあてがって、カビが生えている面を叩くようにして拭き取り取ります。

3:干す
外に干して乾燥させます。

注意点

※ブラッシングは軽めに行う
ブラッシングは強く擦ると衣服を傷めてしまいます。軽めにブラッシングするように心がけましょう。

※衣服は完全に乾かす
せっかくカビを取り除いても湿ったまま保管してしまうと、またカビが生えてしまいます。しっかり完全に乾かしましょう。

取り方② 酸素系漂白剤を使ったカビの取り方

頑固な白カビや黒カビを取る方法です。洗濯表示を見て、水洗いできる素材であればこの方法を試してみてください。ドライ指定ならば、クリーニングに出すことをおすすめします。

用意するもの

・容器
・手袋
・酸素系漂白剤

取り方の手順

1:漂白液を作る
50℃くらいの熱めのお湯に、漂白剤を混ぜます。
目安として、お湯1Lに対して漂白剤が10gの割合で混ぜていきます。

2:漬け置きをする
衣服を漂白剤の中に入れて、お湯が冷めるまで漬け置きします。
※ふた付きの容器だとお湯が冷めにくいので効果的です。

3:もみ洗いをする
手袋をはめてもみ洗いをしていきます。
衣類をこすらないように、優しく揉むようにして洗っていきます。

4:洗濯機で洗う
いつもと同じように洗濯機に入れて回します。

5:干す
完全に乾かしてから収納してください。

「取れないときは重曹をプラスしてみる」

この方法でも取れないときは、酸素系漂白剤と重曹を1:1の割合でプラスしてみてください。

※重曹をプラスするとカビを取る力が増しますが、服へのダメージも増しますのであくまで最終手段として注意して行ってください。

注意点

※漂白剤の入れ過ぎに注意
漂白剤は少なくても入れ過ぎても効果が落ちます。

※金属・繊維(毛や絹など)には使用できない
酸素系漂白剤は金属や繊維などのデリケートな素材には使用できません。

※色落ちしない素材か洗濯表示で確認する
酸素系漂白剤は色落ちをする素材があるので洗濯表示を見て確認してください。

取り方③ 革製品のカビの取り方

革製品には、酸素系漂白剤は使えません。そんな革製品には「重曹」が有効です。

用意するもの

・水
・柔らかい布×2
・重曹

取り方の手順

1:重曹ペーストを作る
重曹に水を少し混ぜてペースト状にします。重曹3:水1の割合で混ぜます。

2:カビを拭き取る
重曹ペーストを柔らかい布につけて、カビを拭き取ります。

3:重曹ペーストを拭き取る
もう1枚の布で乾拭きをして乾燥させます。

取り方④ 繊維製品のカビの取り方

絹や毛などの繊維製品はとてもデリケートな素材です。漂白剤やブラシを使うと、さらに服を傷めてしまいます。やれることは、部屋の外でカビを叩き落とすことぐらいしかできません。そのためクリーニングに出すことをおすすめします。

 

服のカビ防止・対策方法5選

服のカビ防止と対策

クローゼットの中はカビが発生しやすい環境にあります。そんな中、みなさんの大切な衣服を守るには、日々のカビ対策が重要です。

そこで、簡単で効果が期待できる5つの服のカビ防止対策の方法を紹介します。

対策① クリーニングの袋を取る

クリーニング後の服はビニールに入っており、そのまま収納している人も多いと思います。しかし、そのままでは風が通らないので湿度が高くなってしまいます。クリーニング後はビニールから出して収納するようにしてください。

対策② 収納するときは隙間を作る

カビから服を守るには、風通しが重要です。収納するときは詰め込みすぎずに服と服の間に隙間を作るように収納してください。また、定期的にクローゼットやタンスを開けて換気をしてあげるのもとても効果的です。

対策③ 服やクローゼットは清潔に

当たり前かもしれませんが、着た服は、洗濯してキレイにしてから収納してください。冬服など簡単に洗えないものなどは、帰ってそのまま収納せずに少し風通しの良いところで乾燥させてから収納するだけでも違ってきます。

また、クローゼットの中のホコリなどもカビの栄養になってしまいますので、洋服の換気ついでに定期的にお掃除することをおすすめします。

対策④ 除湿剤と除湿機を使う

梅雨の時期などはどうしても湿度が上がりがちです。そんな時は、クローゼットには除湿剤を部屋には除湿機を置いて、湿気を取りましょう。この方法は特に梅雨などのジメジメしている時期におすすめの方法です。

対策⑤ 定期的に洗濯槽の掃除を行う

みなさん、洗濯槽の掃除は定期的に行っていますか?実は家庭内で一番カビが繁殖しやすいのは「洗濯槽の中」です。そんなカビが繁殖した洗濯槽で洗った服にはカビがたくさんついてしまいます。いくらクローゼットをキレイにしても服にカビがついて入ってきては意味がありません。

  • 洗濯しても服が臭うとき
  • 洗濯ものを干すときに鼻水が出たり、鼻が詰まったりするとき

などがあるときは洗濯槽のカビ取りを行ってみてください。

 

まとめ

今回は服のカビの種類と取り方を紹介しましたが「服のカビは完全には取れないこともある」ことを認識しておいてください。特に黒カビを完全に取ることはとても難しく、クリーニング屋でも取れないこともあります。

また、カビは繊維や色素を分解して栄養にしています。取れたとしても、生地が薄くなり穴があきやすくなったり、変色や色抜けしてしまったりと服に与えるダメージもあります。できるだけ、カビ対策をして発生させない環境作りをしていくことが大切です。

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神谷 春樹(かみや はるき)

資格クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、楽家事マスター
専門掃除、整理収納、家事分担、家事代行

家事代行業を開業するために、プロのお掃除や整理収納の技術・知識・コツを習得。苦手だった掃除や片付けも今では好きになりました。
そんな実体験があるからこそ伝えられる「掃除や片付けが苦手な人を好きに変えるキッカケ」「家庭のお困りごとを解決につながる情報」などを提供できればと思います。

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