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キッチンリフォーム7事例でみる「工事日数」と「期間延長の落とし穴」

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キッチン リフォーム 工事期間(日数)

今現在キッチンのリフォームで悩まれている方も多いのではないでしょうか。色々と調べてみてもいまひとつピンと来ないかもしれません。

今回はキッチンリフォームの方法や工期(工事期間日数)や注意事項などを分かり易く説明していきます。今まで筆者が経験してきたキッチンリフォームの内容などを盛り込みながら具体的に説明していきますので是非参考にしてみてください。

 

キッチンリフォームについて

キッチンリフォームを考える背景には様々なものがあるでしょう。キッチンが古くなった・故障した・新しくキッチンを増設したいなど様々です。

そんな時にはまずキッチンだけ設置するのか、壁や床などは現状で良いのかも検討してみてください。場合によってはキッチンだけでなく、床や壁なども併せてリフォームした方が後々良いということもあります。後日後悔しない為にもその辺をよく検討してみてください。

またキッチンを新設する場合は新しく給水管や排水管を繋ぐ必要もありますので注意してください。その他設置したいキッチンなどがあればそのキッチンの寸法なども把握しておきましょう。せっかくお金をかけてリフォームしたキッチンが入りにくいや使いづらいなどの現象が起きてしまうことがあります。

 

リフォーム規模別の工事期間(×7パターン)

リフォームの期間・日数

キッチンリフォームですがリフォームの仕方により金額や工事日数が変化します。

また新設キッチンや既存キッチンの交換などにおいてもやはり金額や工事日数は変化します。

キッチンだけ交換するのであれば職人さんや工事日数も少ないでしょう。しかし床や壁も同時にリフォームするとなると専門の解体業者さんや大工さんが入ってきます。リフォームを依頼する業者はひとつですが、その業者の下にいくつもの種類の職人さんがいますのでその職人さんの仕事の内容により金額や日数が変化するのです。

もちろん不要な工事は必要ありませんが、リフォーム工事には解体工事がつきものです。解体した際に不具合などが発見されるケースもありますので充分に注意しましょう。不具合が発見されるのはほとんどが配管や床下です。必ず現場を確認して説明を受けてください。写真などでの説明だけでは必ずと言ってよいほど不十分なのでよく注意しましょう。このようなことも踏まえて工事範囲を検討して決定してください。

 

期間+内容①キッチン交換のみのリフォーム(スタンダード)

キッチン交換のみのリフォームの場合はまず設備業者かもしくはキッチンの施工業者がきてキッチンの取り外しをします。これで約半日でしょう。次にキッチン自体の物の搬入となります。これが1日目かもしくは2日目となります。

キッチンメーカーと施工業者は同じ会社の人ではないのでキッチンメーカーからの品物がいつ届くかにより工事日数が変わります。ここでその日数や業者との調整をするのが現場監督になります。ほとんどがキッチンメーカーから品物が届いた次の日がキッチンの取り付け作業になります。その日だけで1日かかるでしょう。

そして次の日にキッチン廻りの補修作業が入ります。この時ですが前回同様のサイズのキッチンであれば補修範囲は少なくて済みますが、サイズや形状が前回のキッチンと違うと壁や天井の石膏ボードや壁紙の貼り直しなどが必要になる為、工事日数も多くなります。

最後にクリーニングとなり工事をした後の清掃作業になります。キッチン交換のみの場合だと工事日数は賞味5日から6日となるでしょう。クリーニング業者による床のワックス作業があると1日増えてきます。

 

期間+内容②キッチンの位置を変えてリフォームする場合

キッチンの位置を変えてリフォームする場合ですが工事日数はスタンダードなキッチン交換リフォームより4日~5日増えるでしょう。

これは今までのキッチンの場所を変えますので設備業者による配管工事と大工による床工事が必要になる為です。新しくキッチンを置く場所の位置決めをして給水管や給湯管・排水管などを延長したりカットしたりします。その際にコンクリート部分をはつる作業がでるとまた非常にやっかいです。

また新規キッチンの位置の床に配管用の穴を開けたり既存の配管穴を塞いだりしますので大工工事も必要になります。大工工事は比較的簡単ですが工事完成後の色合いの変化は必ずあるので注意してください。床も紫外線にさらされていたところとそうでない場所では劣化の度合いも変わりますので当然色も変化してきます。

工事日数内容としては設備業者にて2日大工工事にて1日は最低限みておきましょう。IHヒーターの場合は電気業者も入りますのでその工程時間も見ておいた方が良いでしょう。

 

期間+内容③壁も併せてキッチンリフォームする場合

キッチンの壁も併せてリフォームする場合ですが、その場合はクロスの張替えになると思います。しかし、新しいシステムキッチンと古いシステムキッチンを比べた場合に寸法や収まり位置、吊戸棚の有無などで天井のクロスも張り替えたりすることが必要になります。また、場合によっては大工工事や照明の電気工事なども入りますので注意しましょう。

例えば今まで吊戸棚があった場合から吊戸棚無とする場合は吊戸棚があった部分の天井を大工工事で作り直します。また吊戸棚を無くすことに伴い、手元灯が無くなり照明が暗くなってしまうので、別に照明を取り付ける必要があります。この場合は壁や天井を解体した後で、電気配線やスイッチを確保する為に電気業者工事が必要になります。

工事日数としては壁紙の張替えの為、既存のキッチンを解体する時にクロス業者も入り、壁紙を剥がします。そしてキッチン設置後クロス工事日数で1日あればほとんど問題ないでしょう。

 

期間+内容④床も併せてキッチンリフォームした場合

床も併せてキッチンリフォームする場合はキッチン以外の部屋や床の構造にも注意しましょう。床のリフォーム方法としては2種類あります。既存の床の上に薄い床材を貼る方法と既存の床を剥がして張り替える方法です。

前者の場合はコストや工事日数は少ないですが、使用する材質により現状の床より3mmから6mm程度床が上がるのでキッチンに隣接している部屋や掃き出しサッシなどの取り合いに注意が必要になります。

後者の場合はまず大工による床の解体工事から始まり、床の構造材なども作り替えるのでコストや工事日数もかかりますが、仕上がりは非常に綺麗に仕上がります。キッチンの配管位置の微調整もできますので後々のメンテナンスにも安心できます。

前者の場合の工期としてはキッチン解体後に床工事として大工工事で約2日見ておきましょう。

後者の場合は範囲にもよりますが解体工事で2日、床工事で3日位見ておきましょう。

 

住居別によるキッチンリフォーム

一戸建て リフォーム

マンション リフォーム

キッチンリフォームは戸建てやマンションなど色々なケースがあると思います。ここで問題になるのが持ち込み方法や配管状況です。特に給排水の配管状況をよく把握しておかないとリフォーム自体も非常に難しくなりますし、工事日数も多くかかってしまいますのでよく業者と打合せをして配管状況などを把握しておいてください。

 

期間+内容⑤戸建てのキッチンリフォーム

戸建ての場合のキッチンリフォームは比較的工事日数やコストも安く済むケースが多いようです。

理由としてはキッチン自体の搬入が容易であることと、床下に潜って配管の取り回しの工事などが非常にし易いからです。以上により工事日数としてはキッチン搬入で1日、配管工事で1日も見ておけば充分といえます。既存のキッチンと配管位置があまり変わらない状況であればほとんど配管工事は不要になります。

このように戸建ての場合でのキッチンリフォームは搬入方法と配管位置でコストや工事日数が全く違ってくることを理解しておきましょう。

 

期間+内容⑥マンションのキッチンリフォーム

マンションのキッチンリフォームの場合は構造にもよりますが既存のキッチンの位置を変えることは非常に難しいと理解しておいてください。

理由としてはマンションの場合はRC造ということで配管などがコンクリートに埋もれているケースがほとんどなので、コンクリートを壊す必要があります。その配管の場所を変更するのは階下の住人も巻き込み、大きな規模の工事となりますので現実的ではありません。

その他マンションでのキッチンリフォームの注意点としてはやはり搬入方法になります。1階部分であれば持ち運びは簡単かもしれませんが、エレベーターを使用すると使用許可をとったりします。また必ず工事の際には管理会社などに届け出をしましょう。共有部分を工事の為に一時使用することを伝えておいてください。このようにマンションのキッチンリフォームの場合は戸建ての場合より工事日数としては1日から2日程度増えると考えておきましょう。

 

期間+内容⑦1F・2Fへのキッチン追加のリフォーム

新しくキッチンを増設する場合はどんな事に注意したら良いでしょうか。

やはり配管経路が一番の問題になってきます。キッチンの配管は給水・給湯・排水と3種類に分かれています。この3種類が全て揃っていないとキッチンとしての機能が果たせません。またこの配管のポイントになるのが給湯器の位置も関連してきます。このように給湯器の位置と新設する配管経路をどのようにするかにより新設キッチンの位置が決まります。

配管経路が決まったら工事にとりかかりますが、設備業者の施工方法にはよく注意しておきましょう。簡単に塩ビ管をつけるだけではすぐに配管が劣化してしまうのでキチンと劣化しないように保護材を配管周りに巻いてもらうように必ずしてもらってください。この為この新設の配管工事の日数は充分とりましょう。

またできるだけ配管経路の確認を設備業者と行い、どこにどのような配管がきているか把握しておいてください。これらを面倒くさがらず行うことにより後々のメンテナンスが非常に楽になりますので頑張りましょう。

工事日数としてはリフォーム業者より提示された日数より2日程増やしてもらい立ち合いなどの確認作業をできるようにしてください。くれぐれも業者任せにしないことをおすすめします。

 

おすすめリフォーム時期

リフォームにおすすめの時期

キッチンリフォーム時期としては1年間の中でいつが良いでしょうか。色々な要素が絡んでくるので一概には言えませんが、商品のリニューアル時期や建築工事の少ない年末・年始・お盆月などがコストも安くおすすめかもしれません。

しかし、キッチンリフォームはその工事期間はキッチンが使用できないことも予想されますので、そのことも踏まえてじっくりと工程を考えてください。くれぐれも焦って工事にかからないようにしてください。

リフォーム工事は一番見えない部分が多くあり、トラブルが多い工事でもあります。キチンと納得できる工程と作業内容を確認して準備をしてください。キッチンの納期遅延などのトラブルにも対処できるように考えておきましょう。色々なことに備えることによりスムーズなキッチンリフォームができます。

 

業者の決算時期を考える

キッチンリフォームの見積としてはどんな仕組みになっているのでしょうか。

キッチン本体・設備業者・大工・クロス工事・解体業者・電気業者などこれらの職人からの見積を総合的にリフォーム業者取りまとめて監督しますのでその監督手数料というのが大体のリフォーム業者の見積になります。

ではどのタイミングがコスト的には良いのでしょうか。

リフォーム業者には必ず決算というのが存在しますので決算時期に合わせたリフォーム工事の契約が一番ローコストでできるでしょう。リフォーム業者としてはどうしても決算売り上げが必要になりますので少しでも値引きして利益を出したいものです。このようにできればリフォーム業者と打合せする場合には決算時期など教えてもらうことをおすすめします。中には雑な業者もいますので決算に間に合わせるために雑な工事で工事日数を短縮している場合もありますのでリフォーム業者も見積を数社取り寄せ対応を冷静に見極めてください。

 

キッチンリフォームの融資方法を考える

キッチンリフォームに限ったことではありませんが、リフォームには資金が必要になります。

リフォーム工事で一番怖いのが解体してみないと状況が分からないことが多くあります。またそれに伴い工事日数も延長されてしまい、コストもかかる可能性があります。このようにリフォーム工事の費用も万が一を考えて余裕を持った資金計画を考えましょう。

ローンなどで資金を捻出する場合ですが、銀行融資などではリフォームローンやフリーローンなどがあります。おすすめは無担保ローンという商品が銀行にはありますのでこちらをおすすめします。無担保であればその分余計な費用が発生しません。またローンを組む時期ですが金利の状況などを踏まえて検討しましょう。一般的にはリフォームローンが無担保で金利も安いことが多いようです。返済年数も長期にできるのでおすすめします。新築の場合や中古マンションや中古戸建の場合はキッチンのリフォーム代金も銀行により住宅ローン含めることも可能なので色々と検討してみてください。

 

キッチンリフォームで注意したいこと

最後にキッチンリフォームで注意したいことを記述していきます。

キッチンリフォームは水回りの工事の為、配管周りの状況が非常に重要と言えるでしょう。配管の状況によりキッチンリフォームが困難になりコストもかかり、工事日数も延長する可能性非常に大きいです。キッチン自体は大手メーカー商品がほとんどなのでメーカー保証が必ずありますのでWEB登録などをしてアフターメンテナンスをスムーズにできるようにしておくことをおすすめします。

また、キッチンリフォームと言ってもキッチンだけではなく、床や壁・天井にも影響が出る可能性も充分考慮してください。やはりこれにより、コストや工事日数が影響されてきます。そしてリフォーム業者の対応にもよく注意してください。キチンと工事内容や工事日数や見積内容及び万が一の後日の追加工事の可能性のことまで細かく説明してくれるリフォーム業者や担当をおすすめします。キッチンリフォームは大きな買い物なので色々と検討してすすめましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回キッチンリフォームの内容をできるだけ分かり易くお伝えしましたが参考になったでしょうか。キッチンリフォームをすると今までのキッチンから新しくなるので非常に気分も良くなり、整理整頓・清潔に気を使うようになってきます。家族のコミュニケーションも多くなりますし、家事を行うのも楽しくなるでしょう。

また色々なキッチンメーカーのショールームに行き、実際のキッチンをみるのも非常に楽しいものです。これかのライフスタイルを楽しくする為にも楽しみながらキッチンリフォームを進めてみてください。

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箱田 雅一(MASAICHI HAKODA)

建築設計業(所属:タクミ建築設計事務所 / 株式会社タクミ / ハグハウス

資格二級建築士、給水設備責任技術者、県認定耐震診断士
専門住宅全般(営業・銀行・融資・設計・施工管理・アフターメンテナンス・登記)

地方工務店の飛び込み営業から住宅業界に入り、その後大手2×4メーカー営業にて勤務、住宅営業をこなした上で施工管理を希望したが希望が叶わず退社し、ローコストメーカーにて施工管理・設計・営業と様々な業務を臨機応変にこなし退職後地元工務店とコラボし、設計事務所の監理者を行っている。
経験物件数は約1300棟前後となる。

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