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電球(白熱灯・蛍光灯・LED)の色の種類|昼光色・昼白色・温白色・電球色を部屋や生活シーンで選ぶ

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電球の色

暮らしの中に溶け込む「あかり」。電球(ランプ)には、様々な種類の色があることをご存知でしょうか。近年では生活のシーンによって色味をコントロールし、光色を豊かに楽しむことができるようになりました。照明器具の中の電球も白熱灯から蛍光灯、最近ではLEDが主流となっています。あかりを効果的に取り入れるため、電球の色の違いやそれぞれの生活シーンやお部屋別に、ふさわしい光色について考えてみたいと思います。

 

電球の色温度とは

一般的に光色を区別するのに、「色温度(いろおんど)」が用いられています。照明などが発している光の色を数値で表わし、単位は熱力学的温度、 K(ケルビン)を用います。色温度が低いと暗いオレンジ色(暖色)に、高いと青味がかった白(寒色)になります。

電球の色の種類_電球色、温白色、昼白色、昼光色

 

電球(ランプ)色の種類

各照明メーカーで、多少呼び方が異なる場合もあるかもしれませんが、大手メーカー等で採用されている一般的な電球の光色について説明します。

a.電球色(暗め)2500K

赤味を帯びた暗めの光です。眠りに就く前や、シアタールーム、大人のくつろぎタイム(手元にキャンドルを灯し、お酒を楽しむ)などのシーンにお勧めです。ゆったりとリラックスできる光色なので、一日の終わりに合う色味です。

b. 電球色(明るめ)2700K

オレンジ色の暖かい色味です。家族団らんや夕食時、また、寝室などに合う光色です。暗めの電球色は活動が限られますが、明るめなので普段の生活に溶け込むあかりといえます。人や料理を美しくみせる光色です。

c. 温白色3500K

一昔前は電球色と昼白色の二択しかなかったのですが、近年、丁度良い真ん中の色味、「温白色」が登場しました。温かみを残しつつ物をはっきりと、本来の色味で確認できる光色といえます。リラックスしながら作業(料理や勉強)もできるあかりです。

d. 昼白色5000K

一般的に子供部屋や書斎、洗面室などにお勧めの色味です。やや青味を帯びたクールな白、すっきりとさわやかな印象の光色。リビングで学習する場合や、キッチンなど、部分使いにもお勧めのあかりです。

e. 昼光色6200K

昼白色よりさらに青味を帯びた明るい光です。文字が読みやすいあかりでもあるので、作業や勉強に集中したい時にお勧めの光色です。すっきりクリアな色味は、朝の目覚めにも最適な光色です。

 

【実際の照明プランに光色をどう考えるか】

照明(あかり)のプラン

基本的な、電球(ランプ)の光色とお勧めのお部屋をみてきましたが、人それぞれの暮らし方や家族の年齢層、趣味・嗜好によって、光色選びも大きく変わるでしょう。蛍光灯が主流だった、昭和・平成前~中期の時代には、「和室、キッチン、子供部屋、浴室」は「昼白色」が一般的でした。

しかし、近年は和室のない住宅も増え、また、子供たちも子供部屋で勉強するのではなく、リビングやダイニングでする…というお宅も多くなりました。

電球も白熱灯から蛍光灯、現在はそのほとんどがLEDとなり、「あかり」に対する考え方も随分と変わってきています。

そんな中、照明プランを考える時、一室多灯使いや、光色をコントロールできる器具が特にお勧めです。しかし、予算的には一灯使いや単一光色器具の方が安価なので、要所に取り入れるとよいでしょう。

LDK(リビング・ダイニング・キッチン)

リビング

近年の住宅は、LDKが一つの空間にある間取りが多くみられます。その場合、シーリングをそれぞれに一つずつ付けるより、ダウンライトやペンダントなどの器具を多灯使いするのがお勧めです。
特にリビングは人の集まる場所でもあるので、予算も多めにとった方がよいでしょう。キッチンは作業時には昼光色や昼白色にし、作業を終えて空間のあかりとして使う場合は、温白色や電球色(明るめ)がお勧めです。

ダイニングテーブルで勉強をする子どもがいる場合は、昼光色や昼白色から温白色や電球色に変化できる器具を付けるとよいでしょう。ペンダントやスポットライトにも、光の色を変えられる器具がたくさんあります。また、食事の色をより美しくするあかりなども発売されています。

複数灯の光色変化も、ライトコントロールで制御すると便利です。

寝室

寝室の照明

寝室は電球色が一般的でしたが、読書や書き物をしたり、ドレッサーを使ったりと、寝室は「眠る空間」のみの使用ではありません。

予算が許せば、LDKの次にお金をかけたいお部屋です。また、実は、予算的に厳しい場合は一番削れる場所でもあります。(足元・手元にダウンライトのみの配灯等)

光色コントロールと多灯使いがお勧めですが、予算的に難しい場合は、ベースのシーリングを電球色にして、スタンドやドレッサーのあかりを昼白色等にするとよいでしょう。

子供部屋

子供部屋の照明

一般的に子供部屋は「昼白色」が勧められてきましたが、「眠る場所」に重きを置く場合は、電球色にしても。スタンドを昼白色にすれば、手元のあかりで明るさはしっかり確保できます。

和室

和室の照明

こちらも従来は「昼白色」が推奨されてきましたが、現在は好みに合わせて光色を選べばよいでしょう。

洗面・浴室・トイレなど

お風呂・洗面所・トイレの照明

手元がクリアに見える「昼白色」がお勧めですが、近年は「ホテルのような空間にしたい」という要望も増え、電球色の間接照明を使用するお宅も見られるようになりました。照明を後からプラスしにくい場所なので、家族と実際の生活シーンなどを確認しながら選定するとよいでしょう。

 

電球の色の種類と選び方【まとめ】

電球(ランプ)選びは暮らしに彩りをプラスしてくれます。従来の白熱灯や蛍光灯などの照明器具でも、電球をLEDに交換できるものもあるので、ショップなどで確認するのもお勧めです。実際の作業面も考慮しながら、雰囲気やお部屋のイメージに合わせ照明器具や、電球の色を選びましょう。

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山崎 直美

インテリアコーディネーター、華道師範、ライティングプランナー

東京生まれ、信州育ち。
専門分野は照明。ライティングプランナーとして、約8年間、大手メーカーの照明計画を請け負う。手掛けたプランは商業施設や一般住宅など多数。
趣味は北欧食器や多肉植物収集、テーブルコーディネート。

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